学会について
代表あいさつ
このたび、2025年4月1日付で日本小児心電学会代表幹事を拝命いたしました、大阪市立総合医療センター 小児循環器・不整脈内科の鈴木嗣敏と申します。
本学会が2013年に学会へと昇格して以降、住友直方先生、堀米仁志先生、岩本眞理先生が歴任されてきた代表幹事の重責を引き継ぐこととなり、その責任の重みを感じております。
私は日々、小児の不整脈カテーテルアブレーション治療に携わっております。この分野に関わるようになったのは2003年のことでしたが、それ以来、当学会には継続して参加し、
多くの学びと刺激をいただいてまいりました。特に、東京・エーザイ本社で開催されていた研究会に参加していた当時の記憶は、今も鮮明に残っております。2006年、吉永先生が
鹿児島で開催された学術集会を機に幹事に加えていただいて以降は、諸先輩方のもとで学会運営や学術集会の実際を学ばせていただく機会に恵まれてきました。
私の専門はカテーテルアブレーション治療ですが、小児心電学の対象は、デバイス治療、チャネル病、学校心臓検診など多岐にわたり、いずれの分野もこどもの命を守る医療に直結しており、小児医療の中で重要な役割を担っていると思います。これらの領域において診療の質がさらに向上し、小児心電学の発展に少しでも貢献できるよう努めてまいります。
今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。
2025年4月1日

大阪市立総合医療センター小児循環器・不整脈内科
鈴木嗣敏